当宿自慢の一つは瀬戸内海の地魚、ミネラル豊富な地野菜などで構成される懐石料理です。
目の前が海、裏がすぐ山、しかもすぐ近くを清流揖保川が流れている本当に自然に恵まれた環境です。
それに当宿がこだわっているのは、お客様には直接見えませんが、魚の下処理はちろんのこと 旬野菜の灰汁抜きのなど丁寧な仕込み 朝一番の出汁の取り方、言い出すときりがないほどに食材の下処理や仕込みに時間をかけております。
当宿の目の前は瀬戸内海が広がっており、海岸沿いに建っております。
この海岸は西日本随一の遠浅海岸でして、時間は毎日違うのですが
１日約２回の満ち引きががあります。チェックイン時の景色とアウト時の景色がよく違ってたりもし、お客様に「ホンマええとこやね～」とよく言っていただけます。
先には家島や男鹿島などが見え、天気のいい日は小豆島もご覧いただけます。秋から春先の間に見る夕日は我々スタッフでも見とれしまうほどの美しさです。干潮時の夕日は干潟の模様が浮かび揚がり幻想的です。是非ご覧ください。
「懐石宿 潮里」の名前は、お料理は手抜きや妥協しない本格懐石を海(潮)の古里(里)に帰ってきたようになごめる宿。が当宿の名前の由来です。
現在の潮里は決して高級路線の宿ではありませんから、伝統的な日本旅館としては未熟かもしれません。
お客様のプライベートを重視し大切な方と思い出を作るお客様をそっと見守り、思い出の場所やサービスを提供する陰の存在で良いと考えています。いかに敷居を低くし、「ほっと」なごんでいただけるか・・・。
それが、私の常日頃考える旅館としての位置付けです。
やはり最後は多くのお客様に喜んでいただいていることでございます。
新しいプラン作りや新規お客様の獲得も大事な作業ではあるのですが、スタッフに一番指導し、重要視しているのは、今お越しいただいている
お客様のご満足。これが一番重要であると考えています。
こうした日々の取り組みがお喜びの「クチコミ」に反映していることと思います。
しかしながら、たまにお客様からご指導を受けることもありますが、素直に反省し、日々精進し続けてまいります。
お客様からのご予約、ご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。
